特に銀座の高級クラブは容姿の採用基準が高い
キャバクラの方が働きやすいというイメージからか、高級クラブに応募してくる若い女性はあまり多くはありません。
かといって、人材不足だろうから応募すれば誰でも採用してもらえるだろうという考えが正しいかと言えば、もちろんそんなこともないのです。
特に銀座の高級クラブの採用基準は、他のキャバクラやクラブとは異なります。
さらに高く、様々な要素が揃っていなければ採用してもらうことはできないのです。
容姿端麗であることは一つの条件となっています。
容姿というのは、持って生まれた顔立ちやスタイルだけではありませんよ。
自分の容姿を理解し、また、日頃から自分自身にしっかりと投資をしながら磨き上げているか、この意識の高さも面接ではチェックされているのです。
面接でチェックされる容姿に関すること
高級クラブの面接で、容姿に関するどの点がチェックされているのかを知っておきましょう。
・お肌のお手入れがされているか
・髪の毛のお手入れがされているか
・自分に合ったメイクができているか
・魅力的な表情で会話ができているか
・美しい姿勢を保っているか
・スタイルに合った服装が選べているか
・細かいところまでムダ毛の処理ができているか
・ネイルにまで気を遣うことができているか
それぞれの高級クラブでは、面接時にこうした採用基準を元に雇い入れるかどうかを決めています。
お店によってチェックポイントは変わることがありますが、高級店であればあるほど細かい部分まで見られていると思い、準備を整えなければいけませんね。
面接で容姿の次に重要視されるのはマナー
容姿が良ければ、それで採用が決定するわけでもないのが、高級クラブの難しいところですね。
高級クラブの面接で採用までたどり着くには、さらにマナーや立ち居振る舞いなどのチェックもクリアしなければなりません。
・正しい日本語や丁寧な言葉遣いがされているか
・挨拶がしっかりとできているか
・穏やかな表情で明るく受け答えできているか
・落ち着きのある態度で面接に臨めているか
・髪や爪などを触ったり貧乏ゆすりをするなどの癖はないか
・脚を組んだりなど、相手に違和感を与える行為をしていないか
・自分のことだけを話すのではなく、相手の言葉にも耳を傾けているか
見た目はほぼ完璧であるにもかかわらず、こうしたことが足りていないばかりに高級クラブの面接の採用基準をクリアできず落ちてしまう女性も意外と多いのです。
マナーに関する予習もしてから面接に臨むといいでしょう。
高級クラブで勤務経験がある方が採用率は上がる
この業界に限りませんが、やはり経験がある人は強いですよね。
高級クラブで働いた経験があれば、採用率はとても高くなるでしょう。
キャバクラ嬢として働いた経験もプラス評価となることが多いはずです。
クラブやキャバクラでの勤務経験者は、水商売の経験があるだけではなく、以前働いていたお店で顧客だった男性たちをそのまま連れてきてくれる可能性も高いので、お店としては優遇せざるを得ません。
経験者が有利であることは間違いないものの、未経験だからといって採用しないわけでもありませんよ。
もし容姿端麗で雰囲気も普通の女性とは違い光るものを面接で感じ取ることができれば、高級クラブであっても積極的に採用するでしょう。
もしくは、お客様からの紹介などのコネがあれば、これも採用しやすくなりますね。
裏を返せば、そうしたポテンシャルやコネがなければ高級クラブでの採用は難しいとも言えます。
実際に銀座の超高級クラブでは未経験者は門前払いというお店もあるので、どのお店に応募するのかも採用されるための重要なポイントになってくるでしょう。
高級クラブで働く上で不明な点は面接の時に聞いておく
華やかなイメージと、お金が稼げそうだからという理由で、高級クラブで働くことを希望する女性もいます。
間違った考え方ではないかもしれませんが、未経験者が思うような楽な世界でもありません。
特に高級クラブともなれば、ヘルプとして働く日々がしばらく続きますから、キャバクラのように入店数ヶ月でお店のトップに、ということはあり得ないのです。
全くホステス経験のない女性が想定できない高級クラブ特有の考え方やルールなども少なくありません。
必ず同伴をしなければならない日が決められていたり、新しいドレスなどを着なければならない日、通常よりも豪華なドレスを着なければならない日など、各イベントに加えて、このような日が毎月設定されているお店も多いのです。
同伴できなければペナルティーがありますし、ドレスを新調するのにもお金がかかりますよね。
日給3万円や5万円の世界であっても、このようなことで出費が重なってしまえば、ヘルプの間はそこまで美味しいお仕事だとは感じられないでしょう。
このようなお店ごとのルールや決まりを含め、お給料のこと、お仕事内容のこと、勤務日時に関すること、接客に関することなど、わからないことがあれば面接で必ず尋ねなければいけません。
不明な点が残ったまま働き出すことだけは避けましょうね。